ギャラリーレポ│横須賀美術館「キラキラざわざわハラハラ展」

もうすぐで8月も終わりですね。先日、横須賀美術館で開催中の「こどもと美術を楽しみたい!キラキラ、ざわざわ、ハラハラ展」を見に行ってきました。井上涼さん、重田佑介さん、tupera tuperaさん、西村正徳さん、ミロコマチコさん、以上5組による企画展です。

All Photo by enpiz.org
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お子さんとEテレを見ている方は、井上涼さん、tupera tuperaさんはご存知ではないでしょうか?映像作家の井上涼さんは「びじゅチューン」に出演中。tupera tuperaさんは「ノージーのひらめき工房」のアートディレクションを担当されています。


会場の横須賀美術館へ行くのは初めてでした。というか、横須賀へ行くこと自体が初めてでした。三浦半島の反対側の葉山へは行った事あるんですけどね。

 

横浜駅から京急で約40分、終点の浦賀駅へ到着。そこからバスに乗って20分で終点のの観音崎に到着しました。更に海水浴場沿いを歩くこと5分。海岸の向こうに白い建物が見えてきました。ようやく美術館に到着です。



美術館の広い芝生の開放感は最高!目の前は海から吹く風も心地よいです。その庭に青いビニールハウスがあります。実は、これも作品なんですね。彫刻家・西村正徳さんの作品「Blossom Tunnel = 光の花」です。


Art Works (c) Masanori Nishimura
Art Works (c) Masanori Nishimura
Art Works (c) Masanori Nishimura
Art Works (c) Masanori Nishimura


中に入ると桜の花びらの形をした穴が空いていて、そこから光が差し込んでいます。


Art Works (c) Masanori Nishimura
Art Works (c) Masanori Nishimura


入口に置いてあるピンクの傘を当てると、ピンクの桜が一面に写り込んで、花柄の傘の完成です!光のアートですね。


Art Works (c) Masanori Nishimura
Art Works (c) Masanori Nishimura


桜の中にハートの穴もありました。全部で7つあるそうですが、すべて見つけると幸せになれる‥‥かも?


Art Works (c) Masanori Nishimura
Art Works (c) Masanori Nishimura


美術館の中に入ると、これまた巨大な黄色い傘。こちらも西村さんの作品「The Schoolchild Umbrella=光の雨」です。傘の表面に広がる無数の穴から、雨のように光が差し込みます。



会場は、この企画展に限り写真撮影可能です。作品と一緒にお子さんとの写真を撮ることもできます。(注意:フラッシュ撮影、動画撮影は不可)

 

受付を過ぎると、次は井上涼さんのアニメーション作品「夏休みオブザ忍者」です。夏休みが欲しい忍者とランプの精との物語。井上さん自ら歌う曲に乗せて、コミカルに動きます。


Art Works (c) Ryo Inoue
Art Works (c) Ryo Inoue
Art Works (c) Ryo Inoue
Art Works (c) Ryo Inoue


こちらは、画家、絵本作家のミロコマチコさんの作品「ヘラジカの森」です。横が10m以上ある巨大な作品。天井からは鳥と木々の絵が吊るされて、森の中を表現しています。鳥たちの表情も様々で、それを見るのも面白いです。この他にも、絵本「ヒワとゾウガメ」などの原画も展示していました。


Art Works (c) Miroco Machiko
Art Works (c) Miroco Machiko
Art Works (c) Miroco Machiko
Art Works (c) Miroco Machiko


次は再び映像作品。こちらは映像作家、重田佑介さんの作品「画素山水」です。


Art Works (c) Yusuke Shigeta
Art Works (c) Yusuke Shigeta


「画素」とは、つまり「ピクセル」のこと。近くで見てみると、昔のファミコンの様なドット絵で表現されているのが分かります。アニメーションなので、鳥や川の流れも動いています。


Art Works (c) Yusuke Shigeta
Art Works (c) Yusuke Shigeta


奥に進むと、何やら足下にカラフルな光が動いています。なんでしょう?


Art Works (c) Yusuke Shigeta
Art Works (c) Yusuke Shigeta


白い本を広げてみると、そこに動く絵本が映し出されました。これは、ハーメルンの笛吹き男でしょうか。他にも桃太郎やガリバーなどもありました。僕が子供のころにあったSEGAのテレビゲームがこんな感じでした。とても懐かしいです。


Art Works (c) Yusuke Shigeta
Art Works (c) Yusuke Shigeta
Art Works (c) Yusuke Shigeta
Art Works (c) Yusuke Shigeta


暗い部屋を抜けると、次は草原が広がります。tupera tuperaさんの作品です。


Art Works (c) tupera tupera
Art Works (c) tupera tupera


個性豊かな表情の動物たちが並んでいます。全部で12種類。これは紙や布で出来た着ぐるみで、下から潜って被ることができます。顔のところに穴が空いてます。


Art Works (c) tupera tupera
Art Works (c) tupera tupera
Art Works (c) tupera tupera
Art Works (c) tupera tupera


娘も中に入りたがったので持ち上げたのですが、これがなかなか重い。簡単に壊れないように頑丈に出来ています。



他にも絵本の原画もたくさん展示していました。tupera tuperaさんのイラストは、カラフルだけど、レトロ調の落ち着いた色の組み合わせなので、見ていて懐かしい印象を受けます。


Art Works (c) tupera tupera
Art Works (c) tupera tupera


展示を見終わると、螺旋階段を上って屋上へ。



ガラス張りの展望台に出ました。目の前を海を一望できます。気持ちいい!



双眼鏡が置いてあって、自由に見ることができます。東京湾の入口なので、巨大なタンカーから小さなヨットなど様々な船が行き来しています。海上自衛隊の潜水艦が進んでいるのも見えました。



展望台から外にでると屋上広場があります。美術館は山の斜面に沿って作られているので、屋上からそのまま観音崎公園に行くことができます。

 

美術館内にレストランもあるのですが、この広場でも飲食ができるので、お弁当を持っていって海を見ながら食べるのも良いですね。この日は、夏の暑さも落ち着いてきていたので、とても気持ちよかったです。作品もしかり、開放的な美術館に大満足でした。


Art Works (c) Ryo Inoue
Art Works (c) Ryo Inoue