イベントレポ│クリエイターEXPO&東京ブックフェア2014

7月2〜4日まで東京ビックサイトで開催されていた「東京国際ブックフェア」へ行ってきました。昨年は行けなかったので、2年ぶり。出版業界、WEBコンテンツ業界の最新サービスがたくさん展示していて、ワクワクするイベントです!


ブックフェアは、出版にまつわる大規模な展示会です。他にも電子出版EXPO、コンテンツ制作展、クリエイターEXPOなど関連イベントも同時開催していて、紙の出版だけでなく広い範囲でのコンテンツ業界を知る事ができるイベントなんです。


東京ブックフェアクリエイターEXPO

 

「商談目的」のビジネスイベントなので、デザインフェスタやコミケとは違い、来場者のほとんどが業界関係者。当然コスプレイヤーはいません。昔いたんですよ、勘違いされた方が…。

 

見やすくなったクリエイターEXPO

 

まず、上の階の「クリエイターEXPO」の会場へ。ここは、個人クリエイターのスペースです。イラストレーター、漫画家、絵本作家、デザイナー、ライター、写真家、映像クリエイターなどカテゴリに分けてブースが並んでいます。毎回、出展者の約半分はイラストレーターで「こんなに多いのか!」と驚かされます。

 

東京ブックフェアクリエイターEXPO


今回で開催3回目。2年前の1回目に来場した時は、初めてのイベントということもあり、通路をなかなか進めないほどの活気でしたが、今回は当時に比べると来場者が減った感じでした。メインイベントであるブックフェアとは、併設ではなく、違う階になってしまったのも原因だと思います。

 

かと言って、来場者が全くいないわけではありません。逆に、人の流れを気にせずじっくり見られる様になったので、見る側としては「見やすくなった」と言えます。

 

イラストレーターのaqueさんのブースはカラフルで、イラストも大きくしっかり見せているので、やっぱり目を惹きます。楽しそうな雰囲気がいっぱいです。




自分の作品をまとめたチラシや冊子もたくさんもらいました。ブースの前に出て積極的にチラシを配っている方もいますし、黙って座っているだけ方も…。こうゆうところに、仕事を得られるかどうかの差が出てきます。


クリエイターEXPO


会場の外では早くも来年の出展受付を開始していたのですが、すでに多くのブースが埋まっていました。赤く埋まっている中央部がイラストレーターが並ぶエリアです。


東京ブックフェアクリエイターEXPO

 

紙と電子がボーダーレスになったブックフェア

 

クリエイターEXPOを見たあとは、下の階に戻りブックフェアへ。以前は、ブックフェアと電子出版EXPOは違う階でしたが、今回は同じ階だったので、紙と電子の出版を分けずボーダーレスな印象でした。

 

東京ブックフェアクリエイターEXPO


こちらは「楽天kobo」のブース。「楽天koboライティングライフ」を紹介していました。これは、誰でも簡単に電子書籍を出版できるサービスです。無料ツールを利用できて、価格設定も自由。たとえ編集部に連載漫画をボツにされても、自分で出版することもできてしまいます。


楽天koboライティングライフ
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新サービスの紹介プレゼンを見終わったあとにアンケートに答えると「Rakuten kobo」と印字された扇子をいただきました。広告うちわだったら、イベントが終わったあとに捨ててしまいますけど、これは長く使えて嬉しいですね。


東京国際ブックフェア


こちらは「KADOKAWA」のブース。マンガ、ラノベを中心に紙の書籍も並んでいましたが、Twitter Japanと共同開発した「Tw-ePUB」の紹介もしていました。これは、ツイートに電子書籍を埋め込み、Twitter上で試し読みができるシステムです。


東京ブックフェアクリエイターEXPO


角川アスキー総研の方にお話を伺いました。今は、商業作品のみのサービスですが、今後は一般ユーザーにも広げて、「誰でも作品を公開できるものに展開させていく」とのことでした。イラストレーターなら、営業としてイラストのポートフォリオを公開するのに良さそうですね。


Copyright ©2000-2014 KADOKAWA ASCII Research Laboratories, Inc.
Copyright ©2000-2014 KADOKAWA ASCII Research Laboratories, Inc.


2年前のブックフェアは、楽天koboをはじめ、大日本印刷の「honto」、凸版印刷の「Book Live」など電子書籍の販売プラットフォームがスタートした時でもありました。それに伴い「紙の書籍を電子化します」といったサービスを紹介する企業が多かったのですが、今回は、自分自身で電子書籍などコンテンツをパッケージして、自分で販売できる「C2C」のサービスが目立った印象です。


東京国際ブックフェア


他にも出版社のブースを回ったのですが、農文協のブースで「季刊地域」という季刊誌を発見。特集が「地域おこし協力隊をむらにとりこむ」で地域活性化の内容だったので買ってしまいました。ブックフェアで買うと2割引なのです。

 

他に日本初の子度向け農業雑誌「のらのら」というのもありましたが、出版社の方に話を聞くと「大人が自分のために買う方もいる」とのことでした。たしかに子供向けなので、とても分かりやすいです。それだけ初心者にも馴染みやすいのでしょうね。