【画力】スランプになった時は基本に立ち返る

自分にも経験があるのですが、ある日突然「描きたいものがない」とか「何を描いて良いのか分からない」なんて気持ちになったりしませんか?いわゆる「スランプ」です。それまで普通に描いていたのに、何を描いても上手くいかなくて、描くのが嫌になってしまうのです。


しかし、自分の経験上で話すと、スランプになる一番の原因は「自分の理想像と画力のギャップ」によるものだと思います。

 

誰にも憧れるイラストがありますし、理想とするものがあります。ある程度描ける様になると「もっと良いイラストを描こう」と欲がでますが、逆に難しいアングルなど深く考えすぎてしまうと、気負いしてしまい負のスパイラルに陥るのです。

 

画力がある人のスランプは、イメージの枯渇が原因

 

そういう時は「描くことを止めて、気分転換するのが良い」とも言いますが、それは毎日たくさん描いている人がやる事です。画力があるのにスランプに陥るのは、イメージが枯渇している事が考えられます。そういう時に、映画を見たり、音楽を聴いたり、散歩をして風景を眺めるなどしてイメージを膨らませる事が良い効果になります。

手のデッサン

画力のない人の絵の悩みは、絵でしか解決できない

 

しかし、画力が乏しいのであれば、気分転換は2番目です。まずは基本に立ち返って「基礎デッサン」をしましょう。ジャズピアニストの知人が以前「ピアノの悩みは、ピアノでしか解決できない」と話していましたが、イラストも同じです。知人は、曲で一部分で納得いかないところがあれば、納得するまでそこだけ引き続けます。もし手が上手く描けないなら、徹底して手だけ描いてみましょう。そこから、徐々に体に広げていくのです。

 

デッサンは、頭を使いません(無心で描ける、という意味)。外に出てデッサンしたり、写真や既存のイラストを参考にしながら描き続けると、頭がリセットされます。

 

映画「魔女の宅急便」で画家の少女ウルスラが「絵が描けなくなった時は、ジタバタする、描いて描いて描きまくる。それでもダメなら描くのを止める」と、飛べなくなったキキに話していますが、あれは本当です。

 

僕も1日10〜20分程度、写真を見ながらデッサンをしています。仕事で毎日忙しくイラスト描いたり、お客さんとのやりとりをしていると、頭をリセットしたくなるんです。画力を上げつつ、頭がリセットできるなら、一石二鳥です。