【著作権】知的財産管理技能士とは

「知的財産管理技能検定」をご存知でしょうか?実は、僕も3級知的財産管理技能士の資格を持っています。イラストの仕事に繋がりやすくなる!というものではないですが、著作権などの権利をより深く知るには有益な検定でもあります。


「知的財産管理技能士」は、国家資格です

 

知的財産管理技能士とは、企業や団体の中にいながら知的財産を適切に管理・活用できる能力を有している事を国が証明する国家資格です。

(参照:知的財産管理技能検定公式サイト

 

あくまで能力証明を目的とした資格なので、弁理士や行政書士の様な法的申請業務は行えませんが、自社が有する権利の活用、侵害行為を未然に防ぐための管理を適正に行うのに、とても役に立つ資格です。この資格のメリットや級については「知的財産管理技能検定」の公式サイトで詳しく説明しているので、こちらも参考にしてみて下さい。

 

イラストレーターは、資格が必要ない職業ですが、それ故に著作権などの知的財産に対する知識が不十分なために、権利上のトラブルに巻き込まれる事も少なくありません。それを防ぐためにも、この資格がさらに必要とされていくと思います。

 

イラストレーターが国家資格をとったワケ

 

僕が、この国家資格を取得しようと思った理由は、ふたつあります。

 

ひとつは、長いことイラストレーターとして仕事をしてきて「知っていれば回避できた」というトラブルなどの経験があったということです。それは、著作権のこともありますし、お金の交渉のことなどいろいろです。著作権のことをしっかり知っていれば、少なくとも自分が侵害されたり、逆に侵害されるトラブルは未然に防ぐことができるかもしれない、と思ったがひとつの切っ掛けでした。

 

もうひとつは、腱鞘炎でした。現在は回復していますが、一時期イラストの描き過ぎで右手首や肘を痛めたことがありました。「もし、この先イラストが描けなくなったら、自分は何を仕事にすればいいだろうか?」と思い、現役イラストレーターとして描くことから、いずれは教える方にシフトチェンジしていく事を考えました。それならば著作権をもっと勉強しようと思った時に、偶然この資格の事を知ったのです。

 

著作権以外にもクリエイターにとって重要な権利がある

 

著作権関連の本は、以前から読んでいたので基本的な事は知っていました。しかし、クリエイターにとって重要な知的財産権は著作権だけではありません。

 

工業デザインの意匠権やキャラクターの商標権など、知っておくべき権利が著作権以外にもあります。この資格を通じ他の権利を知る事で、著作権への知識をより深められたのは確かです。

 

知的財産管理技能検定の公式サイトでは、過去問をPDFでダウンロードできます。興味のある方は、試してみてください。