【著作権】知的財産権と著作権の関係

著作権と一緒に「知的財産権」という権利を聞いたことはありませんか?著作権と同じなのか?それとも違うのか?いまいち分からないですよね。では、知的財産権と著作権の関係について解説しましょう。


知的財産権とは?

 

知的財産権とは、人が頭脳で考えた表現や技術などの成果のうち、経済的利益のあるものを利用できる権利のことです。知的所有権とも言われます。著作権をはじめ、特許権、意匠権、商標権などの権利の総称でもあります。

 

人の頭で考えられたものでも、内容により権利の範囲は細かく分類されます。例えば、著作権は「文学、学術、美術または音楽の範囲」と定められています。また、著作権は官庁に登録しなくても権利が発生しますが、産業財産権に属するものは、特許庁への申請・登録しないと権利の効果がありません。

 

知的財産権の内容

 

ここで簡単に他の知的財産権について説明します。

 

■特許権

 

物・方法の発明を独占的に実施できる、保護する権利。保護期間は出願日から20年間。

 

■意匠権

 

工業デザインを保護する権利。量産できる事が必要なため、工業性のない美術品などは含まれない。(美術品は、著作権の保護範囲)保護期間は登録から20年間。

 

■商標権

 

商品やサービスの標章(名称、文字、図形、記号等)、それに伴う業務上の信用性(ブランド)を保護する権利。キャラクターイラストも登録可能。保護期間は登録から10年間だが、更新が可能。

 

■肖像権

 

自身の顔を無断で写真撮影・絵画への模写をされない、またそれを利用されない権利。似顔絵もこれに含まれます。

 

以上の通り、意匠権、商標権、肖像権は、クリエイティブな事に関わる権利なので、著作権との違いを知っておくと良いでしょう。