【プロの心得】「教えてくれる」と思ってはいけない

イラストレーターになる前に勤めていたデザイン会社では、制作部に所属していました。クライアントとのやり取りは営業部の仕事だったので、自分は「営業未経験」でした。フリーになった時、営業の方法を教えてくれる人はいなかったのです。


考えても答えの出ないものはある。しかし、志のある人は歩いて尋ねて教えを請い、いずれ答えを出すだろう。自分から進んで学ぶ。「教えてくれる」などと思ってはいけない。(パナソニック創始者•松下幸之助)
「リーダーになる人に知っておいてほしいこと」より

 

会社辞めてから通ったイラストレーター養成教室では、多くの有名イラストレーターを輩出していましたが、教えられるのは描く事だけで、営業の仕方、ポートフォリオの作り方など、仕事を取るための方法は教えてもらう事ができませんでした。それが分かってから教室を当てにするのは止めました。

 

どうしたら営業で効果的に相手に伝えることが出来るのか?どうしたら分かりやすいポートフォリオを作れるのか?内側に向いていたアンテナを外に向けて、自分で工夫するようになったのです。

自分で探す努力をする

 

時間があれば青山のギャラリーに出向いて、展示しているイラストレーターさんにお話を伺ったり、営業に行ってアートディレクターさんに意見を頂くなど、自分のプラスになる事は進んで吸収するように心がけました。そうやって独自の創意工夫をしていくと、自然と自分の周りには志の高い若手イラストレーターが集まり、さらに互いを切磋琢磨できる様になるのです。

 

プロになっても切磋琢磨は果てしなく続きます。教室に入って教えてもらえる環境にいても、それに甘んじてはいけない。その気持ちこそ、プロとしての心構えの第一歩なのだと思います。