【プロの心得】松尾たいこさん「イラストを描く時のルール」

イラストレーターの松尾たいこさんが、NHKの「トップランナー」に出演されていた時に「イラストを描くとき意識している3つルール」について話していたのですが、これがすごい共感したんです。シンプルだけどとても大切なこと、覚えておいて下さい。


・人に不快感を与えない
・説明的にならない
・自分の想いを入れない
(イラストレーター•松尾たいこ)

 

これを聞いたとき「うんうん、わかる!」とテレビの前で深くうなずきました。プロのイラストレーターとしては、当然と言えば当然なのですが、でも逆に難しいことでもあります。特に2つ目と3つ目は連動していて、このさじ加減を掴むのがとても難しいです。

 

自分の描いた作品ですから、どうしても自分の思い入れが強くなりがちですが、思い入れが強すぎると、完成し過ぎる作品になってしまって、説明的になってしまったり、デザインをさせる「隙」が無くなってしまうのです。

 

自分の作品を少し俯瞰で見られる余裕を持つ事が、イラストの仕事をする上でとっても大切な事なのです。

松尾たいこさんの3つのルール

番組内でMCの箭内道彦さんも「松尾さんの作品って、デザインしたくなるんですよね」と言ってましたが、その気にさせるさじ加減って、決して教わって出来るものではないし「ちょっと空間があれば良いんでしょ?」と簡単に出来るもんでもありません。言葉に出来ない感覚的なものなのです。

 

先人達のイラストをたくさん見て、そこからヒントになるものが得られます。筆者もギャラリーに出向いて作品を見たり、書店の小説のコーナーを見て、本の装画からヒントを貰ったりしています、

 

余談ですが、松尾さんは32歳でザ・チョイスに入選してプロの道を開いたそうです。それに対してMCの箭内道彦さん曰く「32歳が第二の人生説」というのがあるのだとか。

 

ちなみに、僕は32歳で父親になり生活が一変しました。もちろんイラストレーターとして進むべき道も改めて考え直す切っ掛けになったので、あれが第二の人生の始まりだったのかもしれません。

 

松尾たいこさんのブログに、番組のために描き下ろした作品と出演された時の事が書かれています。