【基本】依頼〜納品〜請求までの流れ

イラストの発注があると、いきなり本番制作に入る事はまずありません。依頼を請けてから実制作に入り納品、そして制作費の請求に至るまでには、いろいろな過程があります。では、どういった流れで進むのでしょうか?


■ 1.依頼主から発注

依頼主から電話かメールでイラスト制作の発注が入ります。最初は依頼の概要が伝えられ、受けられるかどうかの確認をし、受けられるのであれば、その後打ち合わせで詳細を伝えられます。

 

■ 2.打ち合わせ

依頼主のところに出向くことが出来れば、直接会って打ち合わせをします。遠方である、もしくは都合で出向けない場合は、電話とメールで済ませる場合もあります。企画の内容と目的、スケジュール、制作費などを確認します。描くにあたり資料が必要な場合は、自分で探すのか、依頼主が用意してくれるのかも確認しましょう。

 

■ 3.ラフスケッチ制作

制作内容をよく確認したら、まずはラフスケッチを制作します。ラフは、下絵に入る前のイメージスケッチです。鉛筆による線画で描き、自分のイメージを伝えます。1つのイラストに対して、いくつも提案する事もあります。なかなか根気がいる作業です。
依頼主によっては、要点を絞った簡単なもので良い場合もありますし、ラフの段階で細かいところまで描くことを要求されるなど様々です。その都度対応できる様にしましょう。

 

■ 4.依頼主チェック

上がったラフを依頼主が確認します。この段階で修正が入る場合もあります。依頼された内容が当初と変更される場合もありますが社会人として真摯に対応しましょう。

 

■ 5.イメージを詰める

最初のラフをチェックした段階で本制作に入る場合もありますが、更にイメージを詰める段階を経てから、本制作に入る場合もあります。書籍装丁などは、最初のラフはモノクロの線画で方向性を決めて、方向性を決めたら、簡単に色を入れるカラーラフにする事もあります。

 

■ 6.再チェックを経て本制作

イメージが固まったら、本制作に入ります。限られた時間の中で、最良のものが出来る様に注力しましょう。

 

■ 7.依頼主チェック

本制作が仕上がったら、依頼主に提出しチェックをします。ここで修正が入る事もありますから、修正する時間を見越して提出は納期よりも余裕ある時間を持てる事が望ましいです。

 

■ 8.納品

最終チェックを経て、問題なければ納品となります。

 

■ 9.請求と入金

 

納品すれば仕事は終わりと言うわけではありません。制作費の請求と入金の確認をする事を忘れずに。フリー(個人)のイラストレーターが出版社に請求書を送る事はありません。(法人契約の場合は請求書を発行します。)広告代理店やデザイン事務所では、フリーでも請求書の発行をも求められるので対応する様にしましょう。後日、指定の口座に制作費が振り込まれますが、必ず入金日を事前に確認しましょう。

以上が、イラスト制作の流れです。仕事が増えてくれば、当然平行して数本の仕事をこなす事もあります。そうなるとちょっとした勘違いやトラブルも発生しやすくなるので、依頼主とマメな情報共有を図ったり、自分でもメモを取るなど対処しましょう。